2018.11.27
農業総合研究センター水田試験場(鶴岡市)では、圃場での試験・調査も一段落し、11月中旬からお米の食味官能試験を行っています。
「食味官能試験」とは、今年試験栽培したお米を炊飯し、炊き上がったご飯の白さや外観、香りや味について機械では測れない微妙な違いを人間の目や舌で判断して評価する試験です。本県のブランド米の「つや姫」や、その弟君「雪若丸」も、この試験で食べて「おいしいお米」であるとの結論を得てデビューしました。
当試験場では、職員総出で毎日様々なお米についてこの試験を行い、栽培方法による食味官能値への影響を評価したり、「つや姫」「雪若丸」に続く新しい品種の選抜を行っています。
今年は、平年以上に気象変動が大きい年でしたが、生産者の皆さんのきめ細かな管理のおかげで、「つや姫」をはじめとする山形県のお米は、いつもどおり品質が高くおいしいお米に仕上がっています。
「つや姫」の生産者は、生産者同士で情報交換を行いながら、ひとりひとりが心を込めて「つや姫」を育ててきました。つやつやで最高においしい「つや姫」を、是非お手に取り、お召し上がりください。
【水田農業試験場】