2026.09.10
今年で「つや姫マイスター」5年目となる酒田市の小野貴之さんは、JA庄内みどり「本楯地区つや姫研究会」会長も務めています。脱サラして農業を始め、今年で17年目。水稲だけでなく、枝豆やオクラ等の園芸品目の栽培や、無人ヘリ防除のオペレーター、農協理事など、幅広く活躍されています。さらに来年度は、小学校のPTA会長も務める予定で、地元の小学校の田植え・稲刈り体験や、地区の取り組みとして横浜市の小学校に出前授業を行うなど、農業と食のつながりの大切さを伝える食育活動にも力を入れています。
地域のリーダーとして多忙な毎日を送る中、今年の稲刈りは例年よりも3日ほど前倒し、9月2日からスタートしたそうです。「今年は中生品種の出穂が早くて、稲刈り準備を急いだ」とおっしゃっていました。
「毎年『つや姫』の栽培は試行錯誤。食味・収量・品質の3拍子そろったものを狙いたい。今年は、田植えの時の苗の質が満足のいくものだったし、打てる手はすべて打った。あとは刈り取り。食味・収量・品質が期待したとおりとなるか、楽しみだ」
そう語る小野マイスターは、前年秋からの土づくり、健苗育成、出穂1か月前のケイ酸資材の投入、圃場一筆一筆ごとの稲と対話した水管理を徹底し、毎年の異常気象にも負けない稲づくりに取り組んでいます。
「買ってくれる人、食べてくれる人が『おいしい』と言ってくれるのが一番」そんな小野マイスターが丹精込めて育てた「つや姫」も、もうすぐ刈取を迎えます。今年の新米も、どうぞお楽しみに!
【酒田農業技術普及課】
「つや姫」の青籾歩合を確認する小野マイスター

鳥海山を背に刈取りが進む