2026.07.23
置賜地域つや姫マイスターの会では、さらなる品質向上とおいしさの追求に熱意を注いでいます。去る7月23日に庄内地域での「つや姫」栽培技術の肝を学ぶために視察研修会を計画し、8名のマイスターが参加しました。
最初に訪れたのは、三川町のつや姫マイスターである齋藤学さんの圃場(田んぼ)です。齋藤さんは庄内地域つや姫マイスターの会の副会長を務められ、またご自身では、やまがた有機農業の匠として、マガモを利用した有機栽培で「つや姫」を育てています。
視察では、具体的な栽培手法から販売方法に至るまで、1時間以上にわたり熱心な意見交換が行われました。手間暇がかかる有機栽培でありながら、工夫を重ねて高い収量を維持している齋藤さんの確かな技術に、参加した置賜のマイスターたちからは驚きと称賛の声が上がっていました。
続いて一行は、鶴岡市にある山形県農業総合研究センター水田農業研究所を訪れました。同所の横山シニア専門員にご案内いただき、「つや姫」作柄診断圃での研修に加えて、令和9年にデビューを予定している山形県期待の新品種「ゆきまんてん」の試験圃場を見学しました。
近年の夏の厳しさは、お米作りにとって大きな課題となっています。そうした猛暑を乗り越える強さを持った「ゆきまんてん」の特性について説明を受けると、マイスターたちからは、作り方や他の品種との違いなどについて、多くの質問や意見が飛び交いました。
稲穂が頭を覗かせる大切な時期を前に、今回の研修を通して、おいしいお米づくりへのこだわりと情熱をさらに深めたマイスターの皆様。おいしい「つや姫」の生産に、より一層の期待が高まります。
【置賜農業技術普及課】
左から鈴木マイスター(飯豊町)、高橋シニアマイスター(長井市)、金子マイスター(高畠町)、齋藤マイスター(三川町)
「つや姫」ロゴマーク田んぼアート前で横山シニア専門員(左端)と記念撮影を行うつや姫マイスターの方々