2025.10.10
酒田市のつや姫マイスター、佐藤勝さんは、今年の収穫作業も終わったばかりですが、既に来年の米づくりを見据えて「次なる一手」を打ちました。
近年は、大雨が降ったり、高温が続いたりと厳しい天候のなかでの米づくりとなっていますが、佐藤マイスターは「見えない所こそ重要、米づくりは根づくりから」との思いを胸に取り組んでいます。
10月8日、佐藤マイスターの「次なる一手」として、稲刈りが終わった田んぼを会場にして、土を深く耕せる農業機械の施工実演会が開催されました。根が深く張れるようにすることで、高温の影響を受けにくくして、品質が高く、おいしい「つや姫」を生産することが目標です。
土を深く耕す取り組みは自身も初めてで、「これまでの経験をベースにして、今後はもっと根づくりに力を入れていきたい」と来年に向けて決意を新たにしています。
佐藤マイスターの熱い思いとともに、おいしい「つや姫」をたくさんの方々にお届けします。ぜひご賞味ください。
【酒田農業技術普及課】
実演会で説明を受ける佐藤マイスター(右から3番目)
深く耕す作業(佐藤マイスターの田んぼ)