つや姫マイスター日記

2025.09.26

9月26日(金)  猛暑に負けない米づくりを実践する佐藤岳実マイスター

 大学卒業後に就農し、今年で22年目の米づくりを行う米沢市の佐藤岳実さんは、令和4年から「つや姫マイスター」の委嘱を受け、地域をけん引する中堅生産者として活躍されています。
 今年は春先の残雪が多かったため、田植えを例年どおり行えるように急ピッチで春作業をすすめました。「春には土づくりに力を入れ、田植え後はイネの生育状況を見ながら追肥を行い、夏は猛暑に耐えられるよう、水をためっぱなしにしない『飽水管理』を積極的に実施した」と、米の品質を確認しながら話す佐藤マイスター。
 今年作付けした17haの稲刈りは9月12日からスタート。「はえぬき」「雪若丸」を収穫した後、9月17日から「つや姫」の刈取り作業に入りました。特に「つや姫」については品質第一とし、刈り遅れのないよう少し青くても刈取りをスタートするよう心がけているとのこと。今年の米の出来については「収量はやや少ないものの、品質は非常に良好」と、満足そうに話してくれました。
 お話を伺うほどに、佐藤マイスターのおいしい米づくりへの情熱が強く伝わってきました。
 

【置賜農業技術普及課】

米の品質を確認する佐藤マイスター

米の品質を確認する佐藤マイスター

佐藤マイスター

佐藤マイスター