2025.07.11
7月11日(金)、村山地域の山形つや姫マイスターをはじめ、「つや姫」認定生産者等16名が集まり、今年からつや姫マイスターになった押野弘行さん(天童市)とつや姫マイスターの会会長の川村栄介さん(山形市)の圃場を会場に、生育状況や今後の技術対応を話し合う現地研修会が行われました。
今年は、田植え後の低温や6月からの高温など管理が難しい気象条件でしたが、マイスターお二人の「つや姫」は長年の経験に裏打ちされた技術もあり、順調な生育となっていました。これも両マイスターの田植え前の土づくりや苗づくり、田植え後のこまめな水管理など、手間を惜しまず大切に育てている様子が伺え、そして「おいしいお米を届けたい」という熱意を感じました。
研修会では、各マイスターからおいしい「つや姫」をつくるための栽培管理について伺いました。それぞれ工夫した点について説明を受け、その後これからの暑さ対策等について活発な意見交換がありました。
こうした取組みは、マイスター自身の栽培だけにとどまらず、地域全体の「つや姫」づくりにも良い影響を与えています。おいしいお米を育てるための知恵や工夫が共有され、仲間同士で学び合う、貴重な機会となりました。
これからも、山形の生産者たちの熱意と技術が、「つや姫」のおいしさをさらに広げてくれることを確信しています。
【村山農業技術普及課】
今後の管理について説明
ほ場を観察するつや姫マイスターたち