つや姫マイスター日記

2025.07.10

7月10日(木) 稲の生育と衛星リモートセンシングによる診断を確認し、さあ穂肥!

 鶴岡市のつや姫マイスター鈴木仁さんは、作付けしている約17ha全ての田んぼで毎年穂肥を施用しています。今年の穂肥を数日後に控えるこの時期に、管理や生育状況についてお話を伺いました。

 「毎年初期茎数が確保できるよう、家族一丸で健苗育成や日々の水管理に手を尽くしている。6月21日から中干しを開始し、6月25日に作溝を切った。田んぼはバッチリ乾き、根はしっかり張っている。」と嬉しそうに話す鈴木マイスター。「つや姫」の葉はピンと立ち、茎数は指標を上回って十分に確保されています。

 「スマートつや姫※」を地域の先頭に立って活用しており、「スマートつや姫」が教えてくれる作業適期やイネの生育診断は非常に精度が高く、周りの生産者にも活用がどんどん広がっている。」と信頼を寄せています。実際の圃場の生育や長年培ってきた鈴木マイスターの生産者としての感覚ともピッタリ一致しており、穂肥に向けて気を引き締めていました。

 暑い日が続いていますが、「つや姫」も鈴木マイスターの熱い気持ちに応えるような稲姿をしていました。出来秋が本当に楽しみです!

※衛星リモートセンシングを活用した「つや姫」等の生産管理技術

【庄内農業技術普及課】

普及課職員と生育診断結果を確認する鈴木マイスター

普及課職員と生育診断結果を確認する鈴木マイスター