つや姫マイスター日記

2024.06.28

6月28日(金) 「美味しい『つや姫』づくり」の土台は「仲間づくり」

 早坂英雄さんは、豪雪で有名な「肘折温泉」がある大蔵村で活躍されているつや姫マイスターです。作付面積が「つや姫」「雪若丸」「はえぬき」合わせて11.5haの水稲栽培と、特産のトマト栽培との二刀流で農業に取り組んでいますが、「農業の基盤は稲作である。」と言い切ります。大蔵村の土壌は稲作に適していることに加え、月山から清らかな水が豊富に流れており、これまでに経験のない酷暑となった昨年も、早坂マイスターは巧みな水管理が加わることで、高品質かつ良食味の「つや姫」を生産できました。

 人口が少ない村でこれからも農業を行っていくためには、何よりも「仲間づくり」が重要だと早坂マイスターは考えています。確かな技術を持ち、頼りにされている存在でありますが、田植え作業等の繁忙期には、地域の若い人の力を借りているそうで「村内の若い人が協力してくれるおかげで農業ができている。」と謙虚に語ります。

 早坂マイスターの「美味しい『つや姫』づくり」の土台には、「仲間づくり」があると感じました。

【最上農業技術普及課】

普及課職員に大蔵村の稲作の歴史を語る早坂マイスター

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