2022.08.31
山形市みのりが丘にある農業総合研究センターでは、「つや姫」「雪若丸」の生育に関する情報を逐次提供しています。
田植後の6月上旬は曇天で気温の低い日が多くなりましたが、7月に入ると晴天の日が多く、順調に生育し、「雪若丸」は8月1日、「つや姫」は8月10日と概ね平年どおりに穂が出ました。
穂が出てから収穫まではお米が実る登熟(とうじゅく)の時期で、お米の品質と食味を左右する大事な期間です。今年は穂が出たあとに気温の高い日が続きましたが、きめ細かな水管理をはじめとした丁寧な管理により、ここまで順調に実っています。
当センターでは早生品種の収穫が始まっており、「つや姫」と「雪若丸」も間もなく収穫の適期を迎えます。今年もおいしい「つや姫」と「雪若丸」をお届けできるよう、登熟の状況や収穫のタイミングなど現場で役立つ情報を発信していきます!
【農業総合研究センター】
8月31日の「つや姫」。晩生(おくて)品種のため、穂はまだ青い。
8月31日の「雪若丸」。だんだん穂の色が変わってきました。