つや姫マイスター日記

2022.07.27

7月27日(水) 「つや姫」づくりの技を学び、スマート農業に米づくりの未来を考えた一日(置賜地域)

 置賜地域つや姫マイスターの会では、他地域の「つや姫」栽培の取組みを学ぶため、7月27日に舟形町(最上地域)と河北町(村山地域)のつや姫マイスターの田んぼを巡る研修を行いました。

 舟形町では、昨年(令和3年)度、「つや姫」おいしさの神コンクールでシルバーマイスター(第2席)に選ばれた豊岡学マイスターの田んぼを訪れました。土の質に合わせた肥料設計や田んぼを深水にし、茎を太く育てるこだわりなど、豊岡マイスターの技をお聞きすることができました。

 次に、河北町へ南下し、株式会社奥山農園代表取締役、奥山喜男マイスターの「スマート水管理システム」導入実証圃場を見せていただきました。米づくりの中で日々の水管理は、大切な管理であると同時に多くの労力を割かれます。このシステムを導入することにより、スマホやタブレットでの水位把握、遠隔操作での自動給水で労力軽減が図れるため、導入に興味を持つマイスターが多くみられました。

 夏空が広がる中、この研修でつや姫マイスターお二方の素晴らしい米づくりの技やスマート農業への新たなチャレンジを学ぶことができました。

 置賜地域つや姫マイスター、一人ひとりが「つや姫」のおいしさを極めること、自身の農業経営の発展について気持ちを新たにしたようです。つや姫マイスターの方々の笑顔での交流とともに、大変有意義な1日となりました。

【西置賜農業技術普及課】

豊岡学マイスター(マイスター看板右)と置賜地域つや姫マイスターの面々 ※撮影時のみマスクを外しております

株式会社奥山農園でスマート水管理システムを視察