2022.07.06
もうすぐ、稲穂が出る時期となりました。これからの時期、米づくりにおいて最も問題となるのは、稲穂の汁を吸う「斑点米カメムシ類」と呼ばれるカメムシの存在です。このカメムシらが稲穂の汁を吸うと、お米に黒い斑点ができてしまい、品質が落ちる原因となってしまいます。斑点のついたお米は食べても問題はないのですが、黒っぽく、見た目が悪くなってしまうからです。
この日、「村山地域カメムシ被害防止対策広報キャラバン」が開催され、生産者、JA、市町村担当者など40人ほどが、村山市のつや姫マイスター柴田清志氏の「つや姫」の田んぼに集合しました。柴田マイスターから「被害防止・品質低下防止に向け、草刈りの徹底や適期防除で、地域全体で被害をなくす」と力強い決意表明が行われました。その後、広報車が列になってカメムシ被害防止の呼びかけに出発しました。
【北村山農業技術普及課】