2022.04.20
この4月から新たに、県産米販売・PRスタッフ「つや姫レディ」として活動している、結城こずえさんと髙橋亜里紗さんの二人が、鶴岡市の水田農業研究所を訪問し、「つや姫」「雪若丸」の開発について研修を受けました。
初めに、新しい品種を開発するための試験を見学しました。新品種開発にあたっては、収穫量や品質、味に関する試験はもちろんのこと、病気に対する抵抗力や、高温・低温に対する強さなども調べ、より良い稲を選抜していきます。試験によっては、1つの育苗箱を36等分に細かく仕切り、種類の違う種が隣の区画に入らないようピンセットを使って種をまく作業などもあり、細やかな神経を使う試験方法に驚いていました。
続いて人工交配室に行き、交配作業の流れについて説明を受けました。「つや姫」「雪若丸」の交配から誕生、ブランド化までの道のりについて、スライドによる説明を受けた際には、「品種開発で最も大変だったことは何か」など多くの質問が出され、熱心に学ぶ姿が見られました。また、当研究所正門脇に建てられた「水田技術百年」の記念碑の前では、研究所が100年を超える歴史を持つことに感銘を受けていました。
今後、山形県産米のPRを担っていく「つや姫レディ」の活躍を期待しています。
【水田農業研究所】