つや姫マイスター日記

2021.10.20

10月20日 おいしさの追求だけじゃない!安全安心な「つや姫」生産を!

山形県の北部、最上郡金山町で50年以上米づくりを続けているつや姫マイスターの松澤信矢(まつざわしんや)さん。「安全安心で、おいしいお米を消費者の皆さんに食べてもらいたい」と話す松澤マイスターの米づくりには、たくさんのこだわりがあります。今回は、その中から3つをご紹介します。

まず一つ目は、土づくりです。松澤マイスターは、毎年欠かさず田んぼの土の栄養状態を分析しており、そのデータを基にマンガン・鉄・ケイ酸などの栄養素を施用。おいしい「つや姫」が育つ「土」を育てています。

二つ目は、労力を惜しまない栽培管理です。徹底した苗づくりや水管理はもちろん、穂が出る45日前にリン酸やカリウムなど「稲がその時期必要としている栄養素」を施用する、「つや姫」のことを考えた「きめ細かな管理」が、おいしさに繋がっています。

三つ目は、安全安心への取組みです。農業における食品安全、環境保全、労働安全等の持続的可能性を確保するための生産工程管理の世界的な基準「GLOBAL G.A.P.認証」を取得するなど、安全安心への取組みにも力を入れています。

「良い米を作ることは人生のモチベーション。これからも、相手の喜ぶ顔が浮かぶような米づくりをしていきたい」と笑顔で語る松澤マイスター。半世紀以上こだわりの米づくりを行ってきた松澤マイスターの、最高級の「つや姫」をお届けします!

【最上農業技術普及課】

「おいしいお米を食べてもらいたい」と話す松澤マイスター