2021.07.26
水田農業研究所(鶴岡市)では、毎年田んぼアートを実施しており、今年も「つや姫」と「雪若丸」のロゴマークを描きました。稲穂が出る前の今の時期は、葉の色が一番鮮やかになり、見頃を迎えています。
さて、田んぼアートの後ろの大きなアミ、何だと思いますか?これはアミアート・・・ではなく、これから出てくる稲穂がスズメなどの鳥に食べられないようにするためのものです。稲穂の中にはお米になる前の糊状のデンプンが入っているのですが、これはスズメの好物でもあるため、アミを張らないでいると食べられてしまいます。これから新品種になるような大切な稲穂が鳥に食べられてしまわないように、アミ張りは欠かせません。
このアミは、稲穂が出始めるこの時期からの1か月間、当研究所の田んぼ全体に設置され、その様子は見応え(!?)があります。ぜひ当研究所においでいただき、田んぼアートとあわせてご覧下さい。
【水田農業研究所】