2019.05.21
村山市の「つや姫」マイスター柴田清志さんが、令和になって初めての「つや姫」の田植えを行いました。柴田さんは「つや姫」という名前が付く前の「山形97号」の時代から親子2代にわたり栽培に取り組んでおり、「つや姫」のこれまでの成長を支えてきたマイスターの1人です。
柴田マイスターは「今年は『つや姫』がデビューして10年目の記念すべき年。これまで以上に気持ちを込めて苗づくりに取り組んだ。」と語り、立派に育った「つや姫」の苗を田植機に積んでいました。また、「自分にとって『つや姫』は思い入れの強い品種なんです。高品質でおいしい『つや姫』をつくるため、長年栽培方法について研究を重ねてきた。その中で特に適期に作業を行うことが重要で、今日のようによく晴れた日に田植えすることも、『つや姫』がおいしくなる栽培ポイントの1つ。これから秋まで、おいしい『つや姫』をつくるための栽培ポイントは幾つもあるが、それをすべてクリアし、最高においしい『つや姫』を全国の皆さんにお届けできるように気持ちを込めて栽培したい。」と今年の「つや姫」栽培に掛ける熱い思いを話してくれました。
柴田マイスターの技術と思いが詰まった10年目の「つや姫」を、皆さまもどうぞ御期待ください。
【北村山農業技術普及課】