つや姫マイスター日記

2020.06.29

6月23日 「つや姫」ロゴマークの田んぼアート、生育は順調です! 鶴岡市

山形県農業総合研究センター水田農業研究所(鶴岡市)では、「つや姫」「雪若丸」の生育診断を行っています。今年は田植え以降低温で日照時間が少なく、また519日~21日の低温強風で生育は遅れていましたが、6月上旬からは好天が続き、生育はどんどん回復してきました。620日現在の生育は、草丈は長く、茎数は平年並みとなっており、生育は平年より2日程度早く進んでいます。

さて、当研究所では、「つや姫」と「雪若丸」のロゴマークの田んぼアートを実施しています。511日に田植えを行い約1か月半が過ぎましたが、田んぼアートに用いた4色の観賞用稲は順調に生長し、色のコントラストがくっきりとしてきました。鑑賞用稲の品種名は、白葉「ゆきあそび」、赤葉「べにあそび」、黄葉「黄稲(おうとう)」、緑葉「観稲(かんとう)」です。「ゆきあそび」は苗は緑色ですが、今(6月中旬)頃から穂が出る頃にかけて、葉の白色の割合が多くなります。「べにあそび」の苗は濃い緑色の葉の一部に紫色が入りますが、生育が進むと稲全体が赤く見えるようになります。「黄稲」と「観稲」は草丈が短く、穂が出ても垂れないのが特徴です。この田んぼアートは7月上旬から約1か月間が見頃になります。

【水田農業研究所】

「つや姫」ロゴマークの田んぼアート(R2.6.23撮影)

「雪若丸」ロゴマークの田んぼアート(R2.6.23撮影)