つや姫マイスター日記

2022.04.26

4月26日 米づくりは奥が深い。田植えに向けて、準備をすすめています。  酒田市

 酒田市落野目の佐藤純(あつし)さんは、平成22年の「つや姫」本格デビュー時から栽培を開始し、令和3年からつや姫マイスターとして活躍しています。「つや姫」の作付面積のうち30aは農薬や化学肥料を使用せずに栽培しており、直接販売のほか、ふるさと納税の返礼品にも出品しています。

 田んぼの耕起作業を終え、ハウスで育苗の管理を行っている佐藤マイスターを訪ねると、「種が発芽する力の強さを感じるの~。米づくりには、イネの生育する環境を整えるため田んぼを耕す深さを十分に確保することや、土づくりなど、目に見えない大切なことがたくさんある。その意味や効果を考えながら大事に栽培していることが、食べてくれる皆さんに伝わるとうれしいの~。」と、時折笑顔を見せつつも真剣なまなざしで話してくれました。

 「同年代の大規模生産者との交流は、情報や刺激を常に与えてくれる。」そう話す佐藤マイスターには、3人の子を持つお父さんとしての横顔も。地域の中核的な農業者として、今日も田植えの準備に余念がありません。

【酒田農業技術普及課】

「つや姫」の苗の生育を確認する佐藤純マイスター(奥は「雪若丸」の苗)

広大な大地で、今年も米づくりがスタートします!