つや姫マイスター日記

2021.06.07

5月26日 庄内地域において「スマートつや姫」が、ついに始動!

 庄内地域では、県農業総合研究センターで開発された「衛星リモートセンシングとWeb GISを活用したつや姫の生育診断技術」の生産現場での実装を目指し、JAや市町等が参画した「スマートつや姫広域実証研究会」を5月13日に設立しました。5月26日には第1回生育診断技術講習会を開催し、実質的な活動が始まりました。

講習会には、庄内地域全域のJA営農指導員や市町職員等が33名参加し、衛星リモートセンシング技術や衛星画像を活用した生育診断技術について学びました。さらに、参加者が自らのスマートフォンを使い、担当する地域の昨年産米の生育診断結果を検索する実演も行いました。画面に映し出された画像を見た参加者からは「こんなことまで、できるのか」と驚きの声が上がっていました。

 今後、庄内地域全域に展開する濃密実践モデル地区で技術を実証するとともに、つや姫マイスターをはじめとする生産者を対象とした実演会でこの技術の普及を図り、「つや姫」産地としての評価向上を目指していきます。

【庄内農業技術普及課】

スマートフォンの画面で担当する地域の田んぼを検索する参加者